放課後等デイサービス(兄弟・姉妹で利用する場合) → → →利用負担額はどうなる?

放課後等デイサービス・児童発達支援

「児童発達支援」⇒「放課後等デイサービス」への切り替え手続き  いつ頃? どこですればいいの?

市役所から手続きの案内が届く

ウチの下の子は年中の終わりから、児童発達支援に通っています。

まもなく下の子が小学校へ入学するにあたり

4月から児童発達支援⇒放課後等デイサービスへ切り替える手続き

2月中旬までにするよう、市の障がい福祉課から2月初旬に案内が届きました。

いつも、障がい福祉の手続きは市役所の本庁舎でしていましたが

コロナの影響を考え、人混みを避けるために最寄りの事務所(市役所の支部所)へ行ってきました。

市役所(支部所)でのできごと

本題に入る前に、支部所でのできごとを少しお話しさせてください。

最近、新しく建て替わった市役所の本庁舎に比べて

支部所は小さな事務所です。

入り口を入るとすぐに案内の方がみえて声をかけられました。

用件を伝えると、手持ちの案内図をしばらく見ながら

かなり戸惑っておられました。

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えっ?
なんでだろ?


どうやら、どこの課で手続きをするのかが分からない様子…



私が「障がい福祉の関係です…」と伝えると、「なるほど…」といった反応をされ

その課の番号札をとるように指示されました。


しばらくすると、私の番号が呼ばれたので

「児童発達支援から放課後等デイサービスへの切り替えです」と伝えると

この受付の方も、またまた戸惑い中…(;^_^)

事務所の奥の方へ目線を移し、助けを求めておられる…

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え?
また…?


結局、奥から支部長らしきベテランの男性が出てこられました。

ゴルフとお酒が大好きそうな方…
(すみません、勝手なイメージです;)

でも、さすが支部長さん、ささっと手続きをしてくださいました。

ただ、職員の方々が戸惑うような、そんなに珍しい手続きなのでしょうか…?

と、私の心は少しモヤモヤしておりました。



私は簡単な書類を記入し、支部長さんがデータの入力を終えると

「最後に聞き取りがありますので、本庁舎の担当者と電話でお話しください」

と言われました。

電話が終わられたら、そのまま帰っていただいて結構です

と付け加えられました。

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なんと?


あれあれ?…結局、最後は本庁舎の方が担当するのか~…(;^_^A


この時点で、やっぱりこの手続きは本庁舎へ出向いた方が良かったみたい…

と気づいた私でした。


ところがその後、先ほどの支部長さんが本庁舎への電話をするものの、なかなか繋がらず…

「一旦、帰宅されて携帯の方にかけさせましょうかね?」とか

いろいろお気遣もいただきましたが

結局、支部長さんのお力で、本庁舎の別の部署へ電話をかけ直し

「障がい福祉課の人、誰か空いてないか探してくれる~?」と

ちょっと軽い感じの喋り方でしたが、無理を言ってお願いしてくださり

なんとか繋げてもらえました。

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さすが支部長さん!

そのあと、電話越しに本庁舎の担当者から20分くらい聞き取りをされて終わりました。
(下の子の特性や困りごと、現状などについてでした。)

手続きに時間がかかったよ~!というクレームではなくて…

むしろ、いつも通りに最初から本庁舎へ出向けば良かったんですね、というお話。

支部所の方々、いろいろとご面倒をおかけしました。

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ありがとうございました♪

でも、支部所でも手続きができる…と、案内にも書いてあったんですよ…(;^_^A


前置きが長~くなりましたが、ここからが本題です。

放課後等デイサービスの「上限管理」と「利用負担額」について

上限管理とは?

以前、本庁舎で下の子の「児童発達支援」利用開始の手続きをした際に

担当者の方がこんなことを言われていました。
       
        ⇩

「児童発達支援は2019年10月から無償となっていますので、下の子の利用者負担は無料です。

来年、下の子が小学生になったとき

同一世帯で兄弟・姉妹が放課後等デイサービスを利用される場合は

同一世帯で利用負担額を超えないようにするために上限管理をすることになっています。」

(↑ 市役所の担当者より)

途中から???でした。

同一世帯で利用負担額を超えないって何?

上限管理って何?
                    


?マークがいくつか飛び交ってしまったので、放課後等デイサービスの方にもいろいろと聞いてみました。

同一世帯で利用額を超えない…とは、どういうことですか?」

    ⇩

「同一世帯に放課後等デイサービスを利用している兄弟・姉妹(複数の障害児)が

同一保護者のもとで支給決定を受けている場合、同一世帯での利用者負担額を

超えないようにするために、事業所が上限額の管理を行う、ということ。」

(↑ 放課後等デイサービスの回答)

要は、

放課後等デイサービスを利用する兄弟・姉妹が2人でも3人でも

同一世帯にかかる利用負担額は同じということみたいです。
                            

続けて聞いてみました。

上限管理…とは、なんですか?」

   ⇩

「放課後等デイサービスの利用者負担額が

同一世帯の利用者負担上限額(受給者証に記載されている)を超えないように調整すること。」

(↑ 放課後等デイサービスの担当者より)
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急いでメモを取りまくりました💦
教えてくださり、ありがとうございます!


つまり…

兄弟・姉妹の利用人数が増えたからといって

利用負担額が多くなり過ぎないように

事業所さんで一世帯の上限金額を調整してくださるんですね!

とても面倒な処理をしてくださり、本当にありがたいです。
                        


上限管理をしてくれる事業所は、ウチの場合は

利用日数のいちばん多い事業所さんになっていますが

各自治体や、各市町村によって違うとのことです。

放課後等デイサービスの利用負担額は?

今回、下の子を児童発達支援から放課後等デイサービスへ切り替えるにあたり

本庁舎の担当者さんにも、改めて利用金額について確認しました。

兄弟、姉妹で放課後等デイサービスを利用する場合でも

同一世帯の利用者負担額は上限4600円/月(兄弟・姉妹 合わせて)とのこと。

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1ヶ月→4600円で利用させてもらえるなんて、ありがたい

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そうそう!
放課後等デイサービスで食べた「おやつ代」や
お出かけした先の「施設料」などは
別途、各事業所に支払っていますよ!



ただ、上限額は世帯所得によって違うようで

上限4600円の対象となるのは、世帯収入が約920万円以下の世帯とのこと。

世帯収入が920万円より多い場合は、上限37200円になるそうです。

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急に上限金額が上がってる‼

ちなにみ…

1日の利用金額は約1260円くらいで計算するらしいのですが

約1260円 ✕ 利用した日数 = 利用金額 / 月(上限37200円)

ということは…

例えば、兄弟、姉妹で月に14日ずつ利用したとすると

上の子(14日) + 下の子(14日)=28日/月

約1260円 ✕ 28日 = 35280円/月


上限が37200円だから、上限を超えていない⁈

ってことは、丸っと「35280円 / 月」を支払う…ということ???(おぉ💦)

所得があるご家庭とはいえ、これはなかなかすごい金額ですよね。

市役所の方によれば、「大半のご家庭が4600円で済んでますよ~♪」

と軽く言われましたが、この金額の差に驚き、なぜこんなに金額が違うのか?

この制度に対して、なんだかモヤモヤしたものが残りました。

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所得が多いと、いきなり上限37200円って⁈
とにかくビックリです!


詳細に関しては、お近くの自治体・市町村へ、一度ご確認くださいね。

ちなみに、厚生労働省のホームページには下記のように記載がありましたので

ご参考になさってください。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯
(所得割28万円(注)未満)
通所施設、ホームヘルプ利用の場合4,600円
入所施設利用の場合9,300円
一般2上記以外37,200円

(注)収入が概ね920万円以下の世帯が対象となります。

 所得を判断する際の世帯の範囲は、次のとおりです。

種別世帯の範囲
18歳以上の障害者
(施設に入所する18、19歳を除く)
障害のある方とその配偶者
障害児
(施設に入所する18,19歳を含む)
保護者の属する住民基本台帳での世帯
障害者福祉:障害児の利用者負担|厚生労働省

複数の事業所を利用している場合はどうなるの?

上の子は、3ヶ所の事業所を利用しています。

下の子は今春から、もう一か所、増やす予定でいます。

我が家の場合はこうなります。

      ⇩

  • 上の子⇒A事業所いちばん利用日数が多い)  ←上限管理をしてくれる
       ⇒B事業所(利用日数は少ない)
       ⇒C事業所(利用日数は少ない)
  • 下の子⇒A事業所(上の子と同じ事業所)
       ⇒C事業所(上の子と同じ事業所)

とすると、上の子がいちばん多く利用しているのはA事業所です。

A事業所が下の子分も合わせて、「わが家の利用負担額の上限」を調整してくださる

ということですね。

最後に

本庁舎の担当者さんの話では、兄弟・姉妹で全く違う事業所を利用している場合でも

上の子の上限管理をしてくださっている事業所の方で

兄弟・姉妹2人合わせて4600円になるように調整してもらえる
そうですよ。



放課後等デイサービスに限らず、手続きというものは分かりにくく、めんどくさいです。

ですが、せっかく利用させてもらえる福祉サービスです。

お母さんだけで、家族だけで抱え込まずに「放課後等デイサービス」を

利用してみてるのもいいかもしれませんよ♪

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「放課後等デイサービス」といっても
事業所によって
いろんな特色があるみたい…
どんな所が合うんだろう?

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勉強をフォローしてほしい?

運動して発散したい?
感性を豊かにしたい?

ウチの場合、最初は小学校の特別支援コーディネーターの先生に「合いそうなところあるよ!」

と、勧められた放課後等デイサービスから利用を始めてみました。

たまに、家の郵便受けに放課後等デイサービスのチラシが入りますが

一見、キレイで良さそうな事業所だな…と思っても

全く情報のない事業所へ、わが子を通わせる決断はできないものなんですよね💦



まずは、保護者の目で実際に事業所を見学したり、職員と話をしてみたり…が必要だと思います。

できれば通ってみえる他の保護者の方から情報を聞きたい!…ですよね。

そんな場合は、小学校の先生(通級や特別支援学級の先生など)に間に入ってもらって

他の保護者さんから、放課後等デイサービスの情報収集をされるのもいいと思います。

いろいろ情報収集して、良さそうかも…と保護者の方がある程度決めて見学してから

その後に、お子さんを連れて見学へ行って決めてくださいね。
 (最初の時点からお子さんも一緒だと、すぐその気になってしまいますので(;^_^A)

※掲載の内容は、あくまでも私の経験の中で聞き得た情報がほとんどです

お住いの地区によって制度等の違いなどがあると思いますので

詳細は各自治体、各市町村へ必ずご確認くださいね


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繊細*敏感*でこぼこ4人家族です。
 ・私「繊細で敏感なHSP」
 ・夫「ASD・ADHD傾向」
 ・子ども2人「発達凸凹」

心身ともに 疲れやすい日々
少しでも 心が軽くラクになる暮らし方を探し中…

焦らず少しずつ…
今日もスモールステップでいきます♪

子育て中 たくさんの経験談ブログに助けられました。

大変おこがましいのですが
私の経験談が どなたかのお役に立てたなら…♪
そんな思いで このブログを書いています。

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